
「マリオットボンヴォイアメックス、年会費が8.25万円に…無料宿泊も400万円利用が条件?!」
2025年の改定発表を見て、正直、私は固まりました。
これまで家族旅行をより快適にしてくれていたカードが、「お金持ち」「高額利用者」向けに変わってしまったからです。
我が家は子供を連れての旅行がメインで、ホテル選びで重視するのは朝食無料・ラウンジ利用・レイトチェックアウト。
今回は、改定をきっかけにヒルトンアメックスプレミアムへの乗り換えを真剣に検討。
2025年の改定で条件が大きく変わり、子連れ旅行の「お得なパターン」も見直しが必要になりました。本記事では、マリオットボンヴォイアメックス改定の要点とヒルトン アメックス(プレミアム)との違いを、家族旅行視点で比較し、どちらが家族にとって本当にお得なのかを体験談も交えてお伝えします。
※本記事は一般的な情報提供であり、最新条件・適用有無は必ず各公式サイトをご確認ください。特典は予告なく変更される場合があります。
- 2025年のマリオット ボンヴォイ アメックス改定の要点
- ヒルトン アメックス(プレミアム)との違いと子連れ視点のメリット
- 朝食無料・ラウンジ・レイトチェックアウトの価値
- あなたの年間利用額・旅行スタイル別の最適解
2025年8月の改定ポイント(要点)
まずはマリオットボンヴォイアメックス プレミアム改定内容を簡単に整理します。
- 年会費が49,500円 → 82,500円に大幅アップ(2025年8月21日以降新規申込分、既存会員は2025年10月28日から引き上げ適用)
- 無料宿泊特典条件が年間150万円利用 → 400万円利用に引き上げ
- プラチナエリート付与条件も400万円 → 500万円へ
- 公共料金や税金支払いのポイント付与率が0.5%に減少
以前は「年間150万円利用+継続」で無料宿泊が手に入り、年間400万利用ということで、生活費をすべてカードに集約して、少し無理して頑張ればプラチナ到達も現実的でした。しかしこの改定では、誰もが維持できるかと言われると、家計や生活スタイル次第では厳しいラインになっていると思います。
ヒルトンアメックスプレミアムの特徴
一方で、ヒルトンアメックスプレミアムは条件がシンプルです。
- 持つだけでヒルトンゴールド(朝食2名無料+アップグレード)
- 年間200万円利用でダイヤモンド会員(ラウンジ利用・スイート含むアップグレード)
- 継続で無条件1泊/年間300万円利用で+1泊(合計2泊)(ウィークエンド無料宿泊特典)
この「持つだけで朝食2名無料」という部分、子連れにとっては破壊力抜群です。実際に我が家も、宿泊先で大人分の朝食代が浮いたことで、浮いた分で子ども向けアクティビティを楽しめました。
子連れ目線での比較表
項目 | ヒルトンアメックス プレミアム | マリオットボンヴォイアメックス プレミアム |
---|---|---|
年会費 | 66,000円 | 82,500円 |
自動付与ステータス | ヒルトンゴールド | ゴールド(年500万円利用でプラチナ) |
無料宿泊特典 | 継続で無条件1泊+300万円/年(最大2泊) | 400万円/年+継続で75,000pt 1泊 |
朝食 | ゴールド以上で2名無料(ブランド/地域で提供形態が異なる) | プラチナ到達で本人+1名無料 |
ラウンジ | ダイヤorエグゼクティブルーム等で利用可 | プラチナで利用可(一部不可あり) |
レイトチェックアウト | 最大2時間(状況次第) | 最大16時まで(プラチナ) |
アップグレード | ゴールド:プレミアム/ダイヤ:スイート可 | プラチナで、スイート含む |
参考:家族3泊の朝食価値 | 大人2名×3泊=約24,000〜36,000円相当(1名4,000〜6,000円目安/ホテルにより変動) | プラチナ未到達だとゴールドで朝食は子供のみ無料/プラチナ到達時は朝食+ラウンジで大きな価値 |
体験談|朝食無料とラウンジで“親も子もラク”になる
朝のレストラン待ちがゼロ、子どもの好みのパンやフルーツをすぐ確保。
朝食無料の価値は「節約」だけでなく、時間と体力の節約にも直結します。さらにラウンジは夕食代替の軽食・ドリンクで「早めに部屋に戻れる」選択肢を作り、翌日に疲れを残しません。
子連れ旅行で重視すべき特典
朝食無料
家族4人で朝食付きプランを選ぶと、1回で1万円近くかかることも。2泊すれば2万円以上の節約になります。
ラウンジ利用
小さい子どもは夜遅くの外食が難しいですが、ラウンジがあればホテル内で完結。特に旅行2日目以降はこのありがたみを痛感します。
レイトチェックアウト
午前中のチェックアウトだと慌ただしく、帰宅後はぐったり。午後まで部屋が使えれば、昼寝やお風呂も済ませてから帰れます。
どちらを選ぶべき?タイプ別おすすめ
- 年150〜200万円利用:朝食・アップグレードを確実に取りたい → ヒルトンアメックスプレミアム
- 年500万円以上利用:世界中でプラチナ特典(ラウンジ/朝食/16時レイト)を使い倒す →マリオットボンヴォイアメックス プレミアム
- 特典の分かりやすさ重視:→ ヒルトン / ネットワーク重視:→ マリオット
よくある質問(Q&A)
- ヒルトンの朝食無料は子どもも対象?
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提供形態や年齢区分はホテルにより異なります。事前に宿泊ホテルへ確認してください。
- ヒルトンのラウンジは誰でも使える?
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ダイヤモンド会員またはエグゼクティブルーム等の対象客室予約で利用可能です(ホテル運用により差異あり)
- マリオットの16時レイトチェックアウトは必ず使える?
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最大16時までですが空室状況によります。繁忙期は短縮される場合があります。
- ヒルトンの朝食特典は2名無料ですか?
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日本ではゴールドの朝食優待が実質2名で運用されるケースが多いですが、地域・ブランドで提供形態が異なることがあります。
- カードを解約するとポイントは消えますか?
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いいえ、Marriott Bonvoyのアカウントは残り、ポイントも消滅しません。ただし24か月間“獲得・利用”の活動がないと失効します。無料宿泊特典はアカウントに紐づくため、有効期限内なら解約後も原則利用可能です。
まとめ
- マリオットボンヴォイアメックス プレミアムは年会費82,500円・無料宿泊は年400万円条件・プラチナは年500万円と、「高額利用者向け」に。
- ヒルトンアメックスプレミアムは保有でゴールド、年200万円でダイヤ。子連れのメリット(朝食・ラウンジ)を取りやすい。
- 自分の年間利用額と旅行スタイルで最適なカードを選ぶことが大切
我が家の場合、子連れで朝食無料+ラウンジ+アップグレードを重視するため、ヒルトンの方が条件を満たしやすく、旅行中の快適さにも直結しそうです。あなたの家族旅行にも、どちらが合うかぜひ考えてみてください。
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